まつたけのブログ

世界の片隅で愛を避ける孤独なキノコの魂の叫びを聞け!…聞いてください(◞‸◟)猫とマンガとアニメと嵐をこよなく愛するまつたけによるまつたけのブログ

森見登美彦の夜は短し歩けよ乙女の感想

森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」の感想。急いで本返さなきゃだからささっと。これまでのわずか一ヶ月ほどの僕の短い森見登美彦さん体験については下記のリンクを参照してください。

四畳半神話大系とかいう神アニメの感想…と見せかけて人生について

有頂天家族の感想

森見登美彦の走れメロスの感想

 

森見登美彦の夜は短し歩けよ乙女の感想は面白かった

以上!おしまい。

で終わりにしてもいいくらい森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」は大変面白かったです。もうね、とにかくヒロインの女の子がやたらめったらかわいい!こんなかわいい女の子が現実にいるはずねえだろ!ってくらい浮世離れした超絶かわいい女の子の冒険譚をによによしながら見守っている感じの小説です。いや、終わってみれば恋愛小説と一応言えないこともないんですが。

たとえるならあれです、「はじめてのおつかい」シリーズ的な感じです(ごめん、違うかも)。だもんで、そもそもかわいいものを愛でることにまったく興味がないとか、夜は短し歩けよ乙女のヒロインの少女(って言っても大学1年生だけど)をかわいいとは思えないって人だともしかしたら読んでいてもなにも面白くないかもしれません。

四畳半神話大系や有頂天家族の登場人物が出てくるだけでうれしい

でも僕はもともと森見登美彦さんの小説を読んだことがなく、アニメの『四畳半神話大系』と『有頂天家族』を見て猛烈に面白く、そこから森見登美彦さんの【新釈】走れメロスと夜は短し歩けよ乙女を読んでみた口なので、もう四畳半神話大系の樋口さんや羽貫さん、有頂天家族の金曜倶楽部の人たち(千歳屋は大黒さんとして、李白って寿老人なのかな?有頂天家族だと寿老人ってどう見ても悪役だったから好々爺然とした李白さんとはイメージが一致しないけど)、さらにはこないだ読んで爆笑したばかりの新釈走れメロスの詭弁論部の芽野など、好きなキャラや知ってるキャラが出てくるだけでうれしくてしょうがなかったです(まだぜんぜん読んだことないけど気持ちだけはすっかり森見登美彦さんのファン)。

森見登美彦の夜は短し歩けよ乙女のヒロインのかわいさ

これははっきり言って尋常ではありません。非実在少女なんだから当たり前といえば当たり前なんですが、あるいは男にとって都合のいい「かわいい女の子」の偶像を投影しただけのキャラクター造形なのかもしれませんが、そんなことはどうでもいいのです。

というか、かわいさとは多かれ少なかれそういうものです。僕はかわいいキャラクターを愛しています。リラックマしかりコリラックマしかり。サンエックスのキャラクターと並び称されるべき実にかわいい乙女なのです。

むんと胸を張って立つとか、おともだちパンチ(親指を拳の中に握った拳)とか、かぼちゃがかわいくて膝の上でなでちゃうとか、仕草や行動がいちいちかわいくて大変素晴らしいと思います。こんなかわいい女の子が一家に一台ほしい。。。

中でも一番気に入ったのが、この乙女が独自に開発したという「なむなむ!」という万能のお祈りです。これは本当に素晴らしい。小津のお師匠で天狗の樋口さんも気に入って早速「なむなむ!」と取り入れているくらいだから間違いありません。

僕も長年自分の信仰心を満たせるお祈りの言葉を探してきたのですが、なにしろ無宗教なもので、南無阿弥陀仏とか南無妙法蓮華経とか、そんなわけのわからんものに帰依などできるはずもなく、なかなかしっくりくるものがなかったのですが、この「なむなむ!」というお祈りは素晴らしい。

ちなみに南無というのは「あなたに帰依(おまかせ)します」的な意味です。ナマステのナーマの音写ですね。この「なむなむ!」というかわいいお祈りには南無阿弥陀仏とか南無妙法蓮華経みたいな、なにに対して帰依しますという当然あってしかるべき対象がないわけです。こんな含蓄深いお祈りがあるでしょうか?これこそ真のお祈りです。おまけにかわいいんだから最強です。

なんか最後話がとんでもない方向に行ってしまいましたが、とにかく森見登美彦さん原作のアニメが好きな人、あるいはとにかくかわいい女の子が大好きな人(性的な意味ではなく)にはかなりたまらない小説だと思います。僕はたまりませんでした。

読んでいてお酒が大好きなヒロインの乙女が偽電気ブランを飲んだときのように、お腹のそこからほっこりとあたたかくしあわせになるような小説でした。・・・あれ、今思ったんだけど大学1年生って一般に未成年では????未成年飲酒???ろ、浪人したってことなのかな?うん、きっとそうだよね、そうに違いない。。。

微妙な問題点に疑惑を持ってしまったことは早く忘れるとして、大変面白かった森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」の感想でした。おしまい。なむなむ!


夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

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