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まつたけのブログ

世界の片隅で愛を避ける孤独なキノコの魂の叫びを聞け!…聞いてください(◞‸◟)猫とマンガとアニメと嵐をこよなく愛するまつたけによるまつたけのブログ

言い分の正しさはその人間の態度の悪さを正当化しない

理屈や言い分の正しさはその人間の態度の悪さを正当化しない。

「間違ったことは言ってない = 悪くない、正しい」ではないという話。

「間違ったことは言ってない=悪くない、正しい」ではない

世の中には正論というものがある。一方で暴論とか極論みたいなものもある。で、正論だろうと暴論だろうと極論だろうと、それはあくまで俺一個人の意見であり感想なんだから、俺が俺の私的な場所でなにを言おうと俺の勝手だろうという論もある(個人的には基本的には正論だと思う)。

でもそれが正論だろうと暴論だろうと極論だろうと、それに対していろんなリアクションがあるのは当然のことだししかたがない。当然自分の意に添わない解釈をされて不愉快になることもある。それが絶対に許せないというならなにか発言しようなんてことはあきらめて、おとなしく一生口をつぐむしかない。

で、僕は口をつぐむくらいなら死んだ方がましだと思っているので、こうして今日も口をつぐめずにブログを書いたりしているわけです。

「間違ったことは言ってない、お前らがバカなのが悪い」って言うバカ

自分が悪気なく、「悪気なく」なんて意識もしないくらいになんてことなく、素直な気持ちで普段思っていたことをぽろっとツイッターなりブログなりで吐き出したとする。しかしそれに感情を害して噛み付いてくる人がいたとする。それも一人や二人ではなく大勢いたとする。

でも本人の言い分は揺るがない。「俺は間違ったことは言ってない」「俺はそんなことは言ってない」「そんなふうに受け取る側がおかしい」「誤解とか曲解はする方がバカなだけ」「だから俺は悪くない」挙句の果て感情を害した人たちのことをさらにバカにし、見下し、挑発し、煽るような言動を重ねる。

完全に途中から非難の的はその人間の人を見下した態度、バカにした態度になっているんだけど、執拗にそこは認めようとせず、「俺は間違ったことは言ってない、それなのに俺を叩く奴がおかしい」の一点張りで、いわば正論ということを盾にして挑発的な言動を上塗りする(なぜかというと自分の感じの悪い態度という本当の問題を、「間違ったことは言ってない」という理屈の正しさとすり替えようとしているから)。

そうやってどんどん正論の檻の中に閉じこもっていく。正論の檻にさらに正論の檻を重ねてどんどん自分を狭い世界に追い込んでいく。そうしてその狭い正論の檻の外の人間は正論を理解し得ないバカと断じてますます意固地に、攻撃的になって孤立していく。人間こうなったら寂しいものだと思う。

いや、別に他人ごときに寂しいと言われようとなんだろうと俺は構わん、孤立しようとなんだろうと、俺は俺の信じる信念、信じる正しさを貫き通すまで!みたいな本当に古武士みたいな覚悟のある人ならそれでいいし、むしろそういう生き方を貫ける人は気高くて覚悟があってかっこいいと思うんだけど、そういう人はそうはいない。

「お前はどこまで自らの信念に生き、その信じる正しさを貫くことができるかな?」と問われて、「無論、死ぬまで」なんて不敵な笑みを浮かべつつ答えられるかっこいい男は(女の人もだけど)そうそういるものではないのである。

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現にネットなんかでもたまに見かけるのは、さんざん人のことを見下した発言やバカにした言動を繰り返して自ら火に油を注いでおきながら、最後の最後でその当然の結果に耐え切れなくなって180度態度を豹変させて謝ったり、謝らずに逃げたり、謝りつつめちゃくちゃ反省したふりをして自ら極端な形で自分に戒めを与えて見せ、「なにもそこまですることないのに…」(→そこまですることないのに本人が勝手にしてるだけ)といった同情を集めつつ、ほとぼりが冷めるまでしばらく身を潜めるといった事例が多い(最後のは少し高等テクニックだと思って感心したけど)。

間違ったことは言ってないから俺は悪くない、お前らが悪いって言う奴

彼、あるいは彼女はどこで間違ったのだろう。なんて言うと、もう彼あるいは彼女からのこんな反論が聞こえてきそうだ。「そもそも俺は間違ってねえんだよバーカ!」僕は多分そういう態度こそが根本的に間違いなんじゃないかと思う。

自分の言い分やその理屈自体に間違いがなくても、言い方一つで感じが悪かったりそれで感情を害する人というのはいる。それって本来死ぬほど当たり前のことで、「いや、俺は間違ったことは言ってないんだからそれなのに勝手に誤解したり曲解したりして感情を害するお前らが頭悪いだけだろ」っていうのは、言うだけならその人の勝手だけど、事実その人の言い分に感情を害している人にしたらよけい感情を害するのはどんなバカにだってわかりそうなものだ(僕にでもわかる)。

要は自分のことを頭がよくて正しいと思って他の人間をバカにして見下していたら、自分は頭がよくて正しいことしか言ってないのに、あろうことか見下していたバカどもがバカゆえに勝手に誤解して頭がよくて正しい俺様に噛み付いてきやがった、クソッ、バカどものくせに許せねえ、ってなわけで自分自身感情的になってどんどん理屈も何もないただのバカになってしまったんだと思う。

やっぱり常日頃から人を見下したりバカにしている人は言葉を慇懃に選んでも見下している感がどうしようもなくだだ漏れしてしまう(たまたまだけど実際最近他のはてなブロガーのことをクソつまらねーって言ってた人がなんかあったらしい。で、つまらねーって言われてた人らがそれを知らずに擁護してたのが面白かった)。そしてそういう人がバカにしたり見下している人たちというのも、そういう人がバカにしているほどバカではないので、そういう見下している感じは敏感にかぎつけるし、気分を害せば噛みつきもする。

どんなに本人が自分は頭がおよろしいつもりで他の人のことをバカだと見下していても、見下されてる人たちだって感情を持った人間なんだからバカにされれば傷ついたり感情を害すのは死ぬほど当たり前のことだ(でも本人は頭がおよろしいつもりで他の人のことを見下している人ほどそんな当たり前のことが盲点になってしまうらしい)。

そこで謙虚に自分の問題を認められればいいんだけど、「俺は間違ったことは言ってないんだから俺は間違ってない。間違ってるのは理屈のわからないお前らだ。俺は悪くない。悪いのは論旨と違うところで感情を害するようなお前らの頭だ」という態度を露骨に剥き出して発狂するくらいしか芸や能がないようだと、自分自身が行き詰まって苦しい生き方になってしまうんじゃないかなあと思う(そもそも論旨なんて途中からとっくに人を見下したそいつの態度になってるわけだし)。

自分の信じる正しさだけが正しいと思っていると正しさより大切なものを見失う

自分の理屈に間違いがない=正義ではない理屈自体に間違いがなくても言い方一つで感情を害する人はいる。そのこと自体は厳然とした事実なんだし、謙虚に認めればいいのに(事実に抗ってもしょうがない以上、事実というのは常に認めたほうが楽になるから)、絶対に認めようとしない。それはもう意地を張る駄々っ子のような見苦しさをも発揮してまで認めようとしない。認めようとしないどころかお前らがバカなだけだとさらに意固地になって挑発して煽る。

その人がいくら「勝手に誤解して感情を害する奴らがバカなだけ」とバカの一つ覚えみたいに吐き捨てまくろうと、そういう人たちに誤解されて感情を害するような物言いしかできなかったのはその人自身の落ち度のはずなのに、仮に落ち度とは言わなくても少なくともどうしようもない事実なのに、頑なにそれを認めようとしない。なぜかといえば人を見下しているから。俺は頭がよくて、それがわからないのはお前らがバカだからだと見下しているから。そんな見下しきってるやつらを相手に、自分の落ち度なんて認められないのは当然といえば当然だろう。

だから「俺は間違ったことは言ってないのに正しい理屈もわからずにきちんと文章を読み取れずに誤解や曲解をして感情を害する奴らがバカなだけ」とますます意固地になって自分自身の言い分の正しさ、正論ということを盾にして「バカ」のことを煽り、虚勢を張って挑発し、火に油を注ぐ。

誰の感情も害さない言動なんてないとは思うけど、今しているのはそんな面倒な話ではない。理屈としては間違ったことを言ってなくても、その言い方やその後の態度によっては本来不必要に感情を害する人もいるという話だ(っていうか明らかに途中から相手の気分を害すように露骨にバカにした言動を意識してしてたんだからそりゃ当然そうなる。バカにでもわかる。僕にでもわかる)。

言い分や理屈の正しさはその人間の態度までは正当化しない

「俺の言い分は間違ってない、だから俺は間違ってない!」こういう言い分の人ってたくさんいるけど、正直ただの甘えだと思う。言い分の正しさとその人間の態度の正しさとはイコールではない。そんなの死ぬほど当たり前のことなんだけど、そういう自分の主義主張の正しさにこだわる人にかぎって、「俺の言い分に間違いはないはずだ!」という言い分一つで自分の態度まで正当化しようとする。それって少し幼稚すぎる気がする。

正論なんだからどんな言い方をしてもいいわけではないし、正論を振りかざして人をバカにしていたらやっぱり暴力と変わらない。それに感情を害する人が出てくるのも当然だと思う。

でもまあ、とことん悪役に徹する覚悟やメンタルもないくせに(はっきり言って自業自得で)そこまで行っちゃったら、そこまでなるに至ったのは完全に自業自得なのに、そこまで至ってから掌を返したように180度態度を変えて、最後は反省したふりをしつつも自分が一番の被害者ですみたいな形を偽装してしばらく身を潜めてほとぼりが冷めるのを待つっていうのは賢いやり方だなあって正直勉強になった。まあそんな知恵を役立てるときはこないのが一番なんだけど。インターネットくらい平和に楽しめたらいいなーと思う。おしまい。

誤解されない話し方、炎上しない答え方

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