まつたけのブログ

世界の片隅で愛を避ける孤独なキノコの魂の叫びを聞け!…聞いてください(◞‸◟)猫とマンガとアニメと嵐をこよなく愛するまつたけによるまつたけのブログ

麻薬や脱法ドラッグについて思うこと

麻薬や脱法ドラッグについて思うことを書いてみます。

最終的にそこから人間にとって本当の幸福とは何なのか?みたいなめんどくさい話にまでなりますので興味のある人だけ読んでみてください。

最初にこれだけは言っておかないとまずいかもしれないと思うので念のため言っておきますが、法律で禁止されている麻薬や薬物を使用してはだめですし(なぜなら法律違反で捕まるから)、僕は過去にも現在にも非合法薬を使ったことはないですし、他の誰に使用を促したり薦めたりするものでもありません。

だめ、絶対!ってやつです。だめですよ。絶対にやったらだめですよ?ダチョウ倶楽部の上島さん的な逆にやったれ的な空気を作っているとかではなく、本当にやったらだめですよ。

まあもちろん別に僕なんかに「だめですよ」なんて禁止されるまでもなく、もうみなさんいい大人でしょうから薬をやるかやらないかくらい自分で決めること(?)だとは思うんですけど、一応麻薬やドラッグについての話をする上で僕の絶対的無罪、陽のあたる坂道を登るその前に~またどこかで会えるといいな~そのときは笑って~虹の彼方へ放つのさ~イノセントワァ~ルド♪果てしなくぅー(ここの裏声が最高)続くぅーイノセントワァールド♪な立場を明確にしておきたかった次第です。くれぐれもその点よろしくお願いします。

芸能人が薬に溺れるんじゃなくて芸能人も薬に溺れるだけ

最近だとCHAGE and ASKAの飛鳥さんとか、ちょっと前だとのりぴーとか、さらに前には田代まさしさんとか、尾崎豊さんとか、薬やシャブで捕まった有名人、芸能人ってたくさんいますよね。

のりぴー以外はみんな大好きだったんですが・・・。まあ尾崎豊さんは僕が知った頃にはとっくに亡くなられてしまっていましたが・・・。

まあ尾崎豊さんにしてもチャゲアスの飛鳥さんにしても、遺してくれた音源(飛鳥はまだ死んでないけどw)があるからいつでも聴きたいときに聴けるんですけど、田代まさしさんに関しては、あの控えめだがここぞというところでは確実に決めてくる職人的でいぶし銀のような決定力が、おそらくもう二度とテレビで見られることはないのだろうなと思うと本当に残念でなりません。

特に「愛しさと切なさと糸井重里」の名ギャグを、あのいつもどこか自信なさげに脅えたように死んだ目のまま表情ひとつ変えずに言い放ったときの衝撃と笑撃はいまだに忘れられません。

「一生この人についていく!」そう決意した瞬間でしたが、それから間もなく覗きでつかまったりミニにタコができたりして刑務所の中の人となってしまった悲しい思い出があります。

まあよく芸能界はシャブで汚染されてるとか、芸能人に売り捌いてる黒幕は誰々で~、とか、まことしやかな噂は聞いたりすることもありますが、あんまりそういうことには興味ってなくて、「華やかな芸能生活の心の隙間に~」云々って話も聞きますけど、そういう芸能人だから特別に薬物依存に陥りやすいメンタリティをしているとかって話もまったく信じてなくて、個人的には単に有名人だから誘惑も多いし報道されて目立つだけなのかな、って思っています。

麻薬はダメ絶対。なぜならおまわりさんに逮捕されてしまうから

で、そろそろこの記事の本題なんですけど、別に僕は所詮どこまでも他人ごとでしかない有名芸能人と薬の関係の話がしたいわけではなく、僕自身が薬やシャブやドラッグや薬物や麻薬に対してどう思っているかを書こうと思います。

まず大前提として非合法な薬はやったらだめだし、これからもやるつもりはありません。なぜなら、非合法な麻薬に手を出したらおまわりさんに捕まってしまうと思うからです。

まあじゃあバレなければいいのかって話なんですけど、なんとなくなんですけど手を出したらほぼ確実にバレて捕まってしまう気がします。うまいことバレずに楽しんでる人もいると思うんですけど、単に今はまだバレていないということと、この先も永遠にバレないということとは繋がらないですよね。

少なくとも僕みたいな怠け者の臆病者は、いつかバレるんじゃないかっていう恐怖に怯えながら、その恐怖から逃げるためにますます薬に溺れてみたり、そういう疲れそうな生き方はしたくないと思っています。

すでに覚醒剤なりヘロインなりに手を出してしまった人は、それでも薬の魔力や快楽から逃れられずにやめられなくなってしまうのかもしれないですけど、僕の場合幸か不幸か今のところまだ一度も手を出したことがないので大丈夫なのです。

まあ今のところっていうか、今後も禁止されている薬物に手を出すつもりって本当にまったくないんですけどね。

おまわりさんに逮捕されたりしたら社会的な信用とか全部失ってしまいそうじゃないですか。だからみなさんもやらないほうがいいじゃないかと個人的には思っています。

まあ僕みたいにもともと失うような社会的信用もなければ、傷つけてしまうような大切な仲間や家族もいないような虫ケラだったらやってもいいのかというと、まあ正直他の人のことまでは知りませんけど、僕の場合まだ両親が生きているので、僕が警察に逮捕されて悲しませるような真似はできればあまりしたくないと思っています。

まともに親孝行ひとつした記憶がありませんが、この上さらにそろそろ人生も下り坂に入った両親にあえて親不孝したいとは思わないですからね。

なので、密輸や所持や使用が罪に問われるような薬物に手を出すつもりはありません。

脱法ドラッグ(アルコール含む)だからって調子こかないでほしい

あと、最近もわりとよく悲惨な事故だか事件だかが起きてニュースにもなったりするいわゆる脱法ドラッグですけど、これも昔は合法ドラッグなんて頭悪い言い方をしたりしていました。

別に合法ドラッグってこともないんですけどね、単に現行の法律では取り締まられていないってだけの話なので、まあニュアンスとしては脱法ドラッグのほうが正しいのかなとは思います。

ただこれもそれこそラリってどういう形であれ他人様を殺してしまったりするようなことになると、ちょっと許されようのないことだと思いますし、まあそんなことになったら当たり前ですけどやっぱり自分もお縄になって結局いろんな人に迷惑をかけますよね。そういうことにはならないようにしたいししてほしいなーと思っています。

とはいうものの、脱法ドラッグでラリって車で暴走して人を轢き殺しまくるようなアホの人も、別に最初から人を轢き殺してやろうとして手を出したわけではないと思います。やってみてラリった結果、正常な状態であればありえないような事態を招いてしまったということなのだろうと思います。

そういう意味では脱法ドラッグといってもやっぱり危険だし、絶対に油断したりいたずらに濫用したりしないようにしたいと思っています。個人的にはアルコール類もどう考えても要はただの脱法ドラッグだと思ってるんですけどね。

別に脱法ドラッグでラリって車運転して人を轢き殺すのも、飲酒運転して人を轢き殺すのも同じだと思います。まあ飲酒運転はその時点で犯罪ですけど、脱法ドラッグの場合使用しても運転自体は取り締まられていないんでしょうか、ちょっとそこまでは知らないんですけど。

とにかく個人的にそれくらいお酒を飲むにも今は慎重になっているということです。

でもそんなふうになるまでは、僕もお酒で失敗したことも一度や二度ではありません。僕の場合非常に悪質なことにあまりにも飲み過ぎると完全に記憶がなくなってしまうのですね。

だから、その間に自分がなにをしたかは自分で把握していないので、実際のところどうだということは言い切れないのですが、多分人を殺したり犯したり、犯罪になるようなことはしていないんじゃないかと思います(思いたいだけだけど)。

一応人から話を聞く限りにおいては、死にたくなるような恥ずかしい生き恥をさらした程度のことで済んでいるようなのですが、でも酔った自分のことなんて少しも信用してないし、こわいので今はもうそんなになるまで飲むことはありません。

脱法ドラッグ(アルコール含む)を嗜むにしても、その境は単に現行の法律上のことでしかないこととか、脳に作用して正常な自分ではいられなくなることの危険性とか、そんな本来死ぬほど当たり前のはずのことを、最低限把握しといてくれよって思います。

ただでさえ事故やなんかでご家族や身内の方を失うのはつらいだろうに、相手が酒や薬でラリってたなんて、絶対許せないしやりきれないと思いますから。

覚醒剤や麻薬に溺れる人の気持ちは死ぬほどよくわかる

しつこいくらいに「僕はやらないし他の誰にもおすすめしないよー」ということははっきり言っておいた上で、でも有名人とか芸能人とか問わず、覚醒剤や麻薬、脱法ドラッグやキメセクにハマったり溺れたりする人の気持ちは死ぬほどよくわかる気がします。

僕にしても禁止されているから絶対にやらないというだけで、禁止されていなければ15000%ヘロインや覚醒剤に溺れてジャンキーになっていることは間違いありません。

覚せい剤や麻薬、キメセクの快楽がこの世で一番の幸福なのかということはともかく、他にもっといいことをなにも知らないからです。

生きていても基本的には嫌なことばっかり、苦しいことばっかりで、楽しいことやしあわせを感じることももちろんゼロではないのですが、圧倒的な苦しさや虚しさ、退屈の前には焼け石にぶっかけた水みたいにあっという間に蒸発して消えてしまいます。

それなら、そんなものが最終的な答えや解決なんかじゃありえなくても、刹那だけでも至上の快楽が味わえるならそれに逃げたい、溺れたいと考える弱くてダメな人間の気持ちは死ぬほどよくわかります。なぜなら、自分は弱くてダメな人間だからです。

もちろんだからといって、それを言い訳にして禁止されている薬物に手を出していいわけではないし、そんなことをするつもりもないし、ましてや自分だけではなく、誰か別の相手にまで無理やり注射したりこっそり飲み物に混ぜて飲ませたりするような奴は最低だと思いますが。

ただ麻薬や覚醒剤に溺れてそれまでの地位や財産や社会的信用や家族を失ってしまうような人のことを、自分にはバカにすることができません。バカには違いないのかもしれませんが、僕の中にもそのバカさはあるからです。

麻薬やキメセクに溺れること以上の楽しみや幸福が人生にないこと。それが諸悪の根源なんだと思います。そして自分にはそれがありません。なので、麻薬や覚醒剤などの禁止薬物を使う気はありませんが、それに溺れたり溺れたくなる人の気持ちはものすごくよくわかります。

脱法ドラッグ体験談

僕自身脱法ドラッグの一種ですが、幻覚ハーブを吸引したり、幻覚サボテンをむしゃむしゃと食べたりしたことはあります。

あとまだ僕が高校生くらいのときって、エフェドリンが禁止されてなくてエフェドリンを普通に使ったエフェドラが当時アメリカでダイエット薬として大流行していて普通に手に入ったんですよね。

エフェドリンっていうのはまあわかりやすくいえば覚醒剤、シャブの一歩手前みたいな感じなのかな。アンフェタミンに類似した化学構造をしていて、実際にメタンフェタミンの前駆物質として使われたりするようなやつですね。

当時は別に「薬に溺れて苦しい現実を一時的にでも忘れたい」みたいな破滅的な願望で興味を持っていたわけではなく、ラム・ダス(リチャード・アルパート)とか、もう死にましたけどティモシー・リアリーとか、もちろんそういう世代でもなかったんですけど、何世代も前のカウンター・カルチャーとかヒッピー・ムーブメントのグルみたいな人たちの本に興味があったんですね。

いわゆる変性意識状態(altered states of conciousness)みたいなものに興味津々だったわけです。その意識の世界を垣間見ることができれば、こんなダメな自分とか、代わり映えしない自分を超越することができるんじゃないか、変わることができるんじゃないか、っていう典型的にダメな奴の発想にほとんど人生唯一の希望を賭けたりしてたんですよね。

まあそんなことばっかり考えてる中学生とか高校生って今考えても暗すぎだし気持ち悪いし悲劇でしかないなって思うんですけど。実際にそういう人間だったんだからしかたありません。


ビー・ヒア・ナウ―心の扉をひらく本 (mind books)

ちなみにハーバード大学を追放された元心理学教授、リチャード・アルパートがいかにしてLSDを捨て、ラム・ダスとなるに至ったか(その経緯が本当に傑作なのです)が語られたビー・ヒア・ナウは永遠の名著ですので、ドラッグに興味のある人だけでなく悟りや精神世界みたいなクソあやしげな世界に興味のある人で未読の方にはぜひ一読をお勧めいたします。

サイケデリックに青春を使い果たしたアホの話

まあそんなわけで、当時はシャブ(覚醒剤)とかヘロインとか、そういう快楽系の薬より、LSDとかシロシビンマッシュルーム、マジックマッシュルーム、ペヨーテサボテン、アヤワスカみたいな、いわゆるサイケデリック系というのか、幻覚系の薬物や植物に熱烈な興味を持っていました。

もちろんLSDは禁止されている薬物ですし、マジックマッシュルームもすでに親愛なる伊藤英明さんの大活躍(※)などもあって取り締まられてしまってますけど、ペヨーテとかアヤワスカってどうなんだろう?最近は全然知らないけど、取り締まられたって話は聞いたことないなー。

※2001年に俳優の伊藤英明がマジックマッシュルームを摂取して錯乱状態でコンビニに駆け込み、「おかぁさぁーーーーん」と叫んだりして緊急入院するという騒動が発生、社会問題化しつつあった。

メキシコの呪術師、ドン・ファン・マトゥスに弟子入りした(ということになっている)当時UCLAの文化人類学の学生だったカルロス・カスタネダのドン・ファンシリーズをむさぼるように読んでいたのもこの頃のことです。


ドン・ファンの教え (新装版)

ちなみにドン・ファンシリーズは初期の作品こそペヨーテに代表される幻覚性植物の体験記的な色合いが強いですが、後の作品はより思想的な内容が色濃くなって大変興味深いシリーズですので、シャーマニズムや宗教、心理学に興味のある方にはおすすめです。

幻覚性サルビア濃縮12倍をパイプで吸引してバッドトリップ

幻覚ハーブを吸引したときは、幻覚性サルビアの濃縮12倍だったかな?それを数百円で買い求めた安いパイプで吸引したんですけど、パイプが悪かったのか、それともタバコも吸わない品行方正な10代だったせいで吸うのが下手だったのか、口内を火傷してしまい、それもあって初回からバッドトリップを経験してしまいました。

火傷した口をゆすぎに洗面所に向かって歩いてたんですけど、アルコールに酔ったのとも違うまったく未知の身体感覚にびびるやら、自分が複数人に分裂して当たり前みたいに会話しだすやら(トリップしている間はそれが異常なこととは見なされていない)、そのうち自分が3人もいることはおかしいってことにようやく気づいたと思ったら、なぜかそのうちの1人だけが偽物だって結論になって2人(?)で協力してその悪魔と見なされた1人を追放して一安心したり、風に音を立てて揺れる窓ガラスが悪魔が自分を殺しに来たのだと思ってガタガタ震えたり、なかなかにバカバカしくも狂気的な精神錯乱状態に陥り、結局自分が期待したり望んだりしていたような「深遠な」意識状態を垣間見たり体験するようなことはまったくないままこわくなってやめてしまいました。

サンペドロとかいう幻覚サボテンがクソ不味かった話

そしてある意味ではそれ以上に最悪だったのが幻覚サボテンで、僕が試したのはサンペドロっていう幻覚性サボテンだったんですけど、これがもう、本当に死ぬほどまずいんですよwwwwwwwwwwなんだろ、石鹸食ってるみたいなwwwwwwwww

でもそんなに少量かじって効くようなものじゃないし、そもそもがサボテンや植物って当たり前みたいに吐いたりするんですよ。中南米のシャーマンは「浄化」って言ったりするんですけど、ペヨーテやアヤワスカにしてもまず胃の内容物を全部吐いて、それから様々な意識状態に入って行ったりするんですね。

だから一応それなりに覚悟はしてたんですけど、まさか薬効が効く前にそもそも単純に不味くて食えないというのは想定外でしたwwwwwwwだから「おえっ」とかなりながらほんと涙目になりながらむしゃむしゃと食べました。

そんで、効き始めるまで1時間くらいかかるってんで吐き気で死にそうになりながら横たわってたんですけど、結局気持ち悪いだけで特になにもなかったので、これは今考えれば本当に死ぬほどバカだったと思って反省しているのですが、一緒にやった友人と普通に片道1時間くらいかかるところまで車で飯を食いに行ったりしてました。

幸い友人にもまったく効果がなかったらしく(粗悪品だったんだろうか?)事故とかにはならなかったからよかったようなものを、今は絶対そういうのはやめようと思っています。

それはともかく、なぜかそんなサボテンの作用による吐き気で苦しんでいるときに飯を食いに行ったのが、テレビなんかでもよく取り上げられる超大盛りで有名な食堂だったんですよねwwwwwwwwwあるいはやっぱりふたりともサボテンが効いてて普段以上にアホになっていたのかもしれませんwwwwwwww

カレーがアホみたいに大盛りのでかい皿からトレイにまでいっぱいにあふれていたり、見たこともない巨大な丼に積年の怨みのように盛り上げられた超大盛りの天丼とか、出てきたときはそれこそ幻覚を見ているのかと思って自分の目を疑いました

もちろん食べきれるはずもなく罪悪感と後悔でバッドな気持ちになりながら持ち帰らせてもらい、ふたりとも暗いテンションのまま早々に別れてうちに帰り、気持ち悪さでひたすら寝ている間に、すでにサボテンを摂取してから6時間くらい経ってから完全に視神経が異常をきたして光がきらきらしたり、閉じた目の裏に光学模様が次々に展開されたりし出したのですが、その時点ではすでにそんな気分じゃなくなっており、ひたすら地獄の責め苦のような吐き気から解放されたいだけだったので、「もういいわ!」って思ったのを覚えています。

マリファナは解禁されている場所で普通にやってみたい

他にもアブサン酒が日本では非合法でないことに目をつけて、強いアブサンはマリファナとよく似た効き方をするらしいと聞いてめちゃくちゃニガヨモギ成分の強烈なアブサンを飲みまくって、やっぱり不味いやら体が受け付けないやらで吐きまくったり、そういう日にかぎってうちに帰ったら父親が休みで夕食の食卓を囲みながら顔面蒼白になりながらひとくち食べるごとになにかしら理由をつけてトイレに駆け込んでは吐きまくったりしていました。

そんなこんなで僕は脱法ドラッグにはあんまりいい記憶がありません。

要するに結局幻覚性の薬物や植物によって「高次元(笑)」の自分の意識を探求したり追求したりするにも、自分の求道心が適格ではなかったということなんだと思います(ただアホだっただけともいう)。

あ、それからこれも念のため言っておきますけど、エピソードはすべて当時の回想であり、今現在それらのハーブやサボテンが取り締まられているかどうかはまったく把握していませんのですべて自己責任でお願いしますね。

ただそういえば最近マリファナに関してはわりと解禁され始めているみたいなので、いつか機会があればもちろん非合法にならない形でタバコみたいな嗜好品として楽しめたらいいなと思っています。

10代の頃はカンボジアにはマリファナの葉っぱをピザにトッピングとして乗せまくったハッピーピザなるものがあるという話を聞きつけ、本気でハッピーピザ食べたさだけでカンボジアに行こうと思ったりもしていましたが、結局それも行かずじまいだったなー。


マリファナ・X―意識を変える草(ハーブ)が世界を変える

覚醒剤、ヘロイン、スピードボール、キメセク…未知という誘惑

じゃあ今はほとほと懲りて脱法ドラッグや違法薬物にまったく興味がないのかというと、さすがにLSDで「深遠な」意識体験をして崇高な人格に生まれ変わる、みたいなアホな願望は薄れましたけど、単純に覚醒剤やヘロインをキメてみたい、どれくらいそれが気持ちいいものなのか文字通り麻薬的な快楽に溺れてみたい、キメセクもしてみたい、というやっぱりしょうもない願望は強烈にあったりします。

まあすでにさっきから言ってる通り、だからって禁止されている以上絶対にやる気はないんですけどね。

ただやっぱり興味はあるもんだからいろいろしょうもない体験談とか調べて読みふけったりしてしまうわけですよ。そうすると、くっそー、マジかー、そんなに気持ちいいのかーって思ってうらやましくなったりしてしまいます。

セックスの何万倍もの快楽とか、人間が一生に体験するだけの快楽以上の快楽を一瞬のうちに味わうとか、なんかそれはもうすごい文字列がこれ見よがしにセクシーに踊り狂ってるわけです。 全身の毛穴という毛穴から射精し続けるような快楽とか、お前ほんとかよっていう(ゴクリ…)。

飛鳥さんも栩内香澄美さんと散々ハマりにハマったのであろうキメセクも、話に聞く限りマジで半端ないらしいので、死ぬとなったらヘロインと覚醒剤を混ぜたスピードボールをかわいい女の子と一緒にキメて、そのままキメすぎてオーバードーズしたりテクノブレイクして腹上死する恥ずかしい死に方が本人としては一番しあわせなのかなーとか、クソ頭の悪い妄想してしまったりするわけです。

もちろんそんなのはただの妄想ですよ。本当にそんなことするつもりも予定もないですけどね。

ただ飛鳥さんじゃないですけど、ほんとそうだなーって思うのは

必ず手に入れたいものは 誰にも知られたくない

百ある甘そうな話なら 一度は触れてみたいさ

っていう、今となっては完全に覚醒剤の暗示としか思えない歌詞ですけど、それは本当に思います。だって普通に生きていて味わえる快楽の1万倍とか言われたら、逆に言えば普通に生きてたらその快楽のほんの1万分の1を舐めるようにして生きていくことに甘んじなければならないってことじゃないですか。

なんか、それがすごく悔しいと思ってしまうんですよね。1万倍の世界があるなら、本当に最期、死ぬ覚悟を決めたときくらいは手を伸ばしてみたい、と思ってしまったりします。

そもそも人間の幸福は快楽物質によって決まるものでしかないのか

でもその反面、もうひとつすごく強く感じることがあって、人生の幸福を快楽でしか量れないんだとしたらそれってものすごく寂しいことだなーってことです。

もし仮に本当に人間の幸福が体外から摂り入れられたり脳内で分泌される快楽物質やその分泌量で決まってしまうものでしかないんだとしたら、それこそ法律上の善悪を抜きにすれば、静脈に注射器ぶっ刺して覚醒剤なりヘロインなりを体に流し込むのが一番合理的で効果的な人間の幸福ということになってしまいます。

僕はなんかそんな夢も希望もロマンもない、身も蓋もない殺伐としたハードコアSFみたいな姿が人間の幸福の最終的な結論だなんて思いたくないんですよね。これはもう武士は食わねど高楊枝みたいな、哀れな人間のクソ意地だけの一分みたいなものなんですけど。

だから、これまで何度も僕は麻薬は手を出したら逮捕されるからという理由でやらないって言ってきましたけど、この先どういう運命のいたずらかで薬をやるようなことがあるにしろないにしろ(もちろんそんな予定はありませんが)、それが最高の幸福だとは思いたくないし、そんな薬学的な生理反応でしかない快楽なんてものに負けたくないなーって勝ち目のないことを思ってたりします。

人間の当たり前の日々や営みが麻薬の一瞬の快楽に劣るとは思いたくない

カート・コバーンも結局ヘロインで死にましたけど、たとえばやっぱり人間って本当は本来的にニルヴァーナ(涅槃寂静)を希求する精神を持っているんじゃないかと思うのです。

まあもちろんそれだけが人間にとって本当の幸福だなんて気持ちの悪いカルト宗教みたいなことまでは思わないですけど、ただ人が人として生きて、友情を育んだり、恋をしたり、結婚して家庭を築いたり、子供を育てたり、子供が成人する姿を見守ったり、それが自分には望みようもない大変なことであるのはわかっているんですけど、やっぱりそういうまっとうな幸福が、ポン中が覚醒剤を静脈にぶっ刺してからのほんの数秒間に劣る、なんて話は意地でも絶対に認めたくないと思っています。

それが人間の幸福の最終的な結論だというのなら、どうせそんな人生に意味もなければ価値もないと思います。それを信じてしまったら、それこそニヒリズムに走ってシャブ中の廃人とかヘロイン中毒のジャンキーにでもなる他ないんだろうなって思うんですけど、僕はそんなの絶対認めたくないので、強がりでしかなくても、最期の最期まで薬になんて手を出さずに「そんなのやらなくても俺は今が一番しあわせだ」と笑って死ねるような、せめて死ぬまでにはそんなジジイになっていられたらいいなーと思っています。

以上、麻薬や脱法ドラッグについて思うこと、人間にとって本当の幸福ってなんなんだろうって話でした。おしまい。


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