失恋ショコラティエ２話の感想
月９ドラマ失恋ショコラティエ２話の感想。
松潤愛がほとばしりすぎて少々気持ち悪い失恋ショコラティエ１話の感想はこっち→失恋ショコラティエの1話めっちゃ面白かった
失恋ショコラティエ２話を見た感想
1話もめっちゃ面白かった失恋ショコラティエ。1話での松潤と石原さとみのキスシーンは本当に素晴らしかった。2話になって急に失速したらどうしようとか思ってたけど、完全に杞憂だった。最初から最後までめちゃくちゃ面白かった。
話はどんどん登場人物たちがそれぞれに人間関係をこじらせて複雑になっていくんだけど、テンポがいいしギャグパートが面白すぎて全然深刻にならない。爽太だけじゃなくてオリヴィエの妄想も薫子さんの妄想も面白すぎる。
さすがに「俺はもっと悪い男にならないといけないんだよ」のときの爽太の手指の動きに卑猥な想像をしてしまい発情して頬を赤らめてしまう薫子さん演出はされてなかったけど、月9でそこまでやられても逆に引くしちょうどよいバランス（原作だとそんな薫子さんが僕は好きでしかたないんだけど）。
松潤の爽太も水川あさみの薫子さんも石原さとみのサエコさんもマジGJ
薫子さんがサエコさんを「バカじゃないの！？バカじゃないの！？」って言いながらビンタしまくるシーンめっちゃ笑った。石原さとみさん演じるサエコさんのうっとうしい女ぶりと絶妙なバカ女感も見事だし、単に恋敵ということにとどまらずもともとそういう女のことが大嫌いな感じがめっちゃ出てる水川あさみさんの薫子さんも見事だと思う。水川あさみさんのめっちゃバカにした感じの「ありがとうございます」とか「キモっ！キモっ！キンモっ！」とか、ベタなんだけど面白くて笑ってしまう。
正直最初にキャスティングを聞いたとき松潤の爽太はいいとして、サエコさんが石原さとみさんってどうなんだろうって思ってたんだけど、石原さとみさんもめちゃくちゃ適役だったと思う。石原さとみさんは大好きなんだけど、なんか絶妙にサエコさんの女性に嫌われそうなタイプの嫌な女感が出てるんだよなー。
で、もちろんそういうところが男（爽太のような）は大好きで、まただからこそ女（薫子さんのような）はそんな女にデレデレする男に苛立ち、それ以上にそういう女（サエコさんみたいな）を激しく憎むのだろう。
サエコさんになめられないようにと悪い男になることを決意してわざと少し冷たく接した爽太の態度が気に入らず、わざと傘を店内に忘れたふりをして店を出るサエコさんに、傘を渡そうと呼び止めたのが薫子さんだったときのサエコさん（ていうか石原さとみさん）の心底「ちっ（お前じゃねえんだよ！）」って感じの、男の目のあるところでは絶対に出さない表情がほんとに最高で素晴らしかった。あれは薫子さんみたいなまともな（つまり女子力の低い）女の人だったらショック受けるよなーって思った。
人妻のくせして爽太に特別扱いされないのが気に食わなくてリクド―のチョコをわざわざ見せつけるように買ってショコラ・ヴィに顔を出すサエコさん、もうほんと素敵すぎてぶん殴りたい。殺してやりたいくらいに女子力高すぎてドラマでは今後どういう展開になるかわからないけどサエコさんの旦那の気持ちもわからないでもな…なんでもないです。DVはダメ、絶対！
薫子さんがかわいすぎて水川あさみさんのこと好きになりそう
水城せとなさんはサエコさんの嫌な女ぶりをきちんと描きつつも、そんなことは百も知りつつそれでもサエコさんをあそこまで一途に想う爽太のことも描けて本当にすごいと思う。まあサエコさんのことを一途に思うって言っても、他の人のことを好きにはならないってだけで、セックスはあっさりしちゃうのもすごくリアルで面白いんだけど。
同じ報われない（可能性が高い）片思いをしている同士意気投合したとはいえ、その日会ったばかりの加藤えれな（女優は水原希子さん）と結果的にあっさりセックスしているし、実際には爽太はオリヴィエいわくフランスで「入れ食い」状態だったわけだからもちろん童貞はフランスでとっくに捨ててるわけだし毎日毎晩やりまくっていたのだろう（お相手は金髪のパリジェンヌかもしれん。。。けしからん！）
だけどやっぱりめちゃくちゃ切ない。ギャグは面白いしテンポもいいんだけど、めちゃくちゃ切ない。自信をなくして自嘲する爽太をかばって思わず気持ちを叫びかけちゃう薫子さんのあのシーンすごく好き。爽太はほんとに気づいてないのかな？それとも気づいてるけど薫子さんのことは好きになれないから傷つけないように鈍いふりをして気づいてないふりしてるだけなのかな？
ついつい爽太はいい男なんだしサエコさんみたいなくだらない女じゃなくて、薫子さんみたいに本当に爽太のことを愛してくれる人と一緒になればいいのにみたいなことを思ってしまったりもするけど、もちろんそんなふうにはいかないから人生とか恋愛って難しいなーって思う。
爽太が薫子さんの気持ちを知っていたとしても恋愛対象として見ることってきっと永遠にないんだろうし、仮に自分をごまかして付き合ったりしてもふたりとも不幸になるだけなんだろうなーとかいろんなことを妄想してしまった。
でも薫子さんだけじゃなくてオリヴィエやまつりももちろん切ないんだけど、やっぱり爽太の気持ちが一番切ない。1クールのドラマだしあくまで爽太メインだから当たり前なんだけど、めちゃくちゃ切ない。水城せとなさんはほんとによく爽太みたいな純粋なんだけどバカそうでバカじゃない、一筋縄ではいかない男の心情をあんなに上手に描けるなって思う。
松潤のセックスシーン（ラブシーンって言えバカ）で泣きそうになった
はじめはセックスをもちかけてきたえれなを「神様に試されてる気がする」とかつまんねーこと言ってお断りした爽太は色気のないつまらない男だと思うけど、サエコさんにキモがられる夢を勝手に見て悪い男になる決心をするとこ、結局爽太を変えるのはサエコさん（爽太の頭の中のだけど）なんだよなーって思った。
あれだな、多分爽太にとってのサエコさんって、現実のあのバカでつまらない、少なくとも大していい女でもない、（薫子さん言うところの）「普通」の女のサエコさんじゃなくて、爽太の中の無垢性をそのまま投影したアニマ（それこそ「妖精さん」のイメージ）なんだろうな。だから薫子さんみたいな人や他にどんな素敵な女の人がいても、現実の女の人は絶対に勝てない。心の中の理想像には誰も勝てない。
だから爽太が悪い男になることを決意してえれなとセックスするシーンが切なくて胸が痛くて泣きそうになった（アホ）。「神様に試されてるのはもういいの？」って言われて「もうどっちが正解かわかったから」って言うシーン。多分爽太は正しいんだろうなって。少なくともここはえれなとセックスしたほうがセクシーで魅力的ないい男だし。少なくともサエコさんが好きなのはそういうタイプの男なわけだし。でもなんかやっぱり少しだけ寂しい気がしてしまった（たかがドラマなのに感情移入して見過ぎ）。
悪い男モードの松潤のセクシーさは異常。ギャップ萌えが最高
それにしても悪い男ってずるいなあ。絶対悪い男のほうがセクシーで魅力的だもん。しかも爽太とか松潤みたいなイケメンだと悪い男であることが男から見ても（少なくとも僕から見ると）有無をいわさず許されちゃうから憎い。殺したい。殺したいくらい好きだしむしろ松潤に殺されたい。
もちろん悪い男って言ってもやりかたはなんでもいいわけじゃないんだけど、爽太は悪いしずるいけど汚くはない。えれなをセフレにしてセックスしまくっても少しも汚くならない。サエコさんを想う気持ちだけが爽太の核だから、そこがブレないかぎりサエコさんを惹きつける甘い蜜のような男になるためだけにえれなとセックスしまくっても、セフレにしても、ある意味でピュアで綺麗なままなんだよね。心はサエコさん一筋でイノセントでピュアな部分は汚さずに保ちつつ、あとはいくらでも汚れてもいいしセフレとセックスなんてなんでもない。ずるいんだけど、どうしても憎めない。
で、悪い男モードの爽太がクソかっこいいんだよね、っていうか悪い男モードの松潤がクソかっこいいんだわ。マジで。セクシーすぎるにもほどがあるだろ。これ僕が女の子だったら絶対失恋ショコラティエのDVD買ってAVみたいにおかずにして使うんだろうなーって思うもん。松潤がえれなをソファに寝かせてシャツをかっこよく脱ぐシーンで何度も何度も…なんでもないです。
しかも爽太って普段は人当たりよくてかわいい感じの人だからよけいに松潤のあの別人格みたいに変わるギャップ萌えがやばいんすよ・・・ってなんだこのめちゃくちゃ頭の悪い感想ｗｗｗｗｗｗまあ今更だしもういいんだけど、ほんと爽太のセクシーさに関しては原作の失恋ショコラティエの100倍くらい松潤演じる爽太のほうがセクシーでかっこよすぎてマジでヤバイ。もう今日は眠れる気がしない。だからこんな夜中（現在午前2時を回ったとこ）にこんなブログ書いてる。
松潤になりたい。というのは嘘で、松潤に愛される女の人になりたい。…なに言ってんだこいつ？（※ノンケです）やっぱり寝よう・・・これは完全にやばいやつや、薬飲んで早く寝ないとまずいパターンや・・・おやすみなさい。お大事にどうぞ（僕が）。
追記：この後の失恋ショコラティエの各回の感想も随時追加しています。失恋ショコラティエ3話の感想、失恋ショコラティエ4話の感想、失恋ショコラティエ５話の感想
