まつたけのブログ

世界の片隅で愛を避ける孤独なキノコの魂の叫びを聞け!…聞いてください(◞‸◟)猫とマンガとアニメと嵐をこよなく愛するまつたけによるまつたけのブログ

神様がいないはずがないと思う

神様がいないはずがないと思う。

買い物に行ってきた。正確に言うと買い物してこようと思ってたんだけど、タイムセールの卵が5分で完売しちゃってすごい行列に並んでたのに買えなかった。。。悲しい。。。これでまた今週も炭水化物だけの毎日だ。。。具のないにゅうめんをすすってなんとか生き延びよう。。。

 

僕は引きこもりで1週間に1回とか2週間に1回くらいしか外出しないけど、外に出るのは好き。人がいなければもっといいけどそれはしょうがない。

空を見るのが好き。延々と見ていられる。この時期の空ってなんとも言えなくてすごくいい。こないだは久しぶりに白昼堂々UFOを見た。これでUFOを見たのは人生で2度目。そういえば1度目もまだ空は明るかったな。龍は見たことがない。なんとなくだけどいつか龍も見てみたい。

でもUFOも宇宙人も龍だろうと超能力者だろうと、神様と比べればどうでもいい。神様は見たことがない。UFOとか龍みたいな対象として見る存在ではないと思う。でも神様がいないはずがないと思う。

この世界が現れていることそのものが神様の証明だと思う。卵を買えずにとぼとぼと帰る途中で気づくと道端で立ち止まってぼーっとそんなことを思いながらずいぶん長いこと空を見つめているものだから、道行く人に不審そうに見られて慌てて我に返る。早くおうちに帰ろう。

ずっと空を見ていたい。空を見るたびに信じられない気持ちがする。絶妙なグラデーションで変わっていく空の色、刻々と流れていく雲の動き。見飽きない。ずっと見ていたい。1秒ごとに、どの瞬間を切り取っても、こんなに完璧な世界を描き出すなんてどんな天才芸術家だろう。そんなの神様以外にありえない。雲間から西陽が差したり、雲の端っこが金色に輝いていたり、美しすぎて神様がいないはずがないと思う。

電柱にカラスが一匹止まっている。僕が見上げるとカアーと鳴いて飛んで行く。そんななんてことない瞬間瞬間のすべてが完璧だと思う。世界のすべてが神様の顕れそのものだと思う。

サリンジャーの小説ですごく好きなシーンがあって、ちっちゃい男の子が妹がミルクを飲んでいるのを見たとき、あ、神様が神様を飲んでる、って直観するシーンがすごく好き。すべてが神様で、世界は神様でできていると思う。

マイスター・エックハルトの「私が神を見ている目は神が私を見ている目と同じ目である」って言葉もすごく好き。世界には単一の神様の目しかない。無数の僕やあなたや虫けらたちの目を通して、神様が見ている。宇宙まるごと全体が神様そのものなんだと思う。

きっと僕も神様でできている。今両手を閉じたり開いたりしているのも神様だし、その様子を僕の目を通して不思議そうに見ているのも神様だと思う。呼吸をするのも、心臓を動かすのも、全部神様のはたらきそのものだと思うけど、なかなか神様を見つけられない。感じられない。近くにいすぎて見つけられないんだと思う。自分の目を自分で見れないみたいに。神様のかくれんぼ。

僕の考える神様は森羅万象そのもの、一切合切の生々流転そのものだから、生贄を捧げてもお賽銭をはずんでも言うことなんて聞いてくれない。取引に応じたり人に賞罰を与えるような存在ではない。一言で言うと、役に立たない。その代わり「神様は役に立たない」って言っても怒りもしない。

逆に僕が「神様は役立たずだ!」って怒ったり罵ったりしてもそれ自体神様のはたらき以外の何物でもない。神様はたまに難しい問題が起こったときだけ顔を出して問題を解決してくれる存在じゃなくて、この宇宙のどんな些細な現象の背後にも神様がいる。というか、神様しかいない。

神様を崇めるのも否定するのも神様のはたらき。それってまるでお釈迦様の手のひらの上の孫悟空みたい。


神様 2011

僕はたまに自分のエゴがものすごく嫌になる。こんなふうになにかを思考することも、なにかを嫌うことも、ものすごく煩わしく感じる。こんなエゴがなければ、もっと直接神様の目で神様そのものの世界を見ることができるのにって思うから。でも自分には自分のエゴがあって、そのエゴのゆえに自分は自分として存在するのだから、そのことにも意味があるといえば意味があるのだろう。

エゴのフィルター無しに見る世界はどんなに素晴らしいんだろう?子供の頃はきっとそういう世界を生きていた。でもそれが当たり前すぎてその素晴らしさを素晴らしさとして認識することができなかった。エゴのフィルター越しにしか世界を見ることができなくなってしまった今だからこそ、エゴのフィルターを通さずに世界を見ることができたらその素晴らしさに目をみはることができると思う。多分失楽園ってそのへんの人間の成長過程のメタファーなんだろうな。

まあいいや。なんととりとめのない文章よ。。。多分僕の偏差値3くらいだな。。。でもいいや、神様は僕が偏差値3でも愛してくれてるに違いない。残酷な事件があって、悲惨な戦争があって、殺したり殺されたり、そのくせ神様は生きとし生けるものすべてを、かぎりなく深く愛しているに違いない。なんて矛盾しててなんてわけわかめでなんて魅力的な人なんだ神様は!まあ神様だから人じゃないんだけど。

もっと理屈じゃなくて神様がわかったらいいなー。ある日ふと気づくの。「あ、わかった」って。神様をわかるために生きてるようなものだな。なんて楽しみなんだ。卵がなくても、具のないそうめんしか食べるものがなくても、神様がわかるまではせいぜい長生きしよう。。。

そして100%誤解する人がいるんだろうな。まあいいや。誤解する人には勝手に誤解させておいてあげるのが僕の主義です、というのはもちろん嘘でただめんどくさいだけなんだけどめんどくさいからそれはそれでいいや。神様がいないはずがないと思うというとてもかわいらしいお話でした!(ノ)`ω'(ヾ)唯一むにむに!!!!