終物語 第6話 そだちロストの感想にかこつけて
終物語 第6話 そだちロストの感想にかこつけて、真実とか救いということについての雑感少々。人は真実を通してしか救われないみたいなお話(あんまり終物語関係ないかも)。
終物語のそだちロスト、老倉育の話、最後まで手紙になんて書いてあったのか(想像はできても)わからない終わり方で、個人的には切ない余韻が残ってすごくよかった。
ヤンデレかと思ったら最後までデレなかった老倉育
老倉育は、最初はこの子は絶対好きになれないと思ってたのに、やっぱり後半急速に好きになってしまった。
正直、別に取り立てて老倉育という人間の人格の中身に、好意に値するだけのものがあるのかどうかまでは描かれていないと思うのだけど、こう言っちゃ何だが単純に可哀想な子には弱い。もしかしたらそういうのはほとんど侮辱にも等しい失礼な話かもしれないけど、不幸な人、幸の薄い人、可哀想な人のことは好きになってしまわずにはいられない。
老倉育さんには絶対これから先しあわせになってほしいと思います!(´;ω;`)(小説やアニメといったフィクションでしかないものに過剰に思い入れてしまうタイプ)
やはり最後には人は真実によってしか救われないのだと思う
さて、終物語第6話そだちロストの感想といえるようなものはそれくらいで、ここからはほとんどあまり関係ない(ように見える)話。
人は嘘や偽りによっては救われない。「それでもいい」なんて言うのはそれこそが嘘であり、ごまかしであり、欺瞞だ。
人はどんなにそのことで傷ついたとしても、やはり真実によってしか救われないのだ。
ときに残酷さとしか思えない無慈悲なまでの剥き出しの真実、でもそれこそが唯一本当の慈悲なのだろう。
「もうこれ以上傷つかないで済む」ということが救いではない。
「もっと傷ついたとしても構わない。それでも自分は真実を受けとめる」、その覚悟の中にしか、きっと本当の救いなんてありはしないのだと思う。
終物語 第三巻/そだちロスト (完全生産限定版) [Blu-ray] 忍野扇のかわいさがよくわからない。
ねんどろいど 化物語 羽川翼 羽川翼さんはショートカットのほうが断然かわいいと思います。