好きな物を誉めるより嫌いな物を批判する方がかっこいいって風潮
好きな物を誉めるより嫌いな物を批判する方がかっこいいという風潮のダサさについて。
自分のこと海原雄山だとでも思ってるの?
好きな物を誉めるより嫌いな物を批判する方がかっこいいという風潮があるように思います。ネットなんかだと特にそれを強く感じます。かっこいいというか、「頭よく見える」といった感じでしょうか。
たしかに「うおー!かっけー!すげー!好きだー!」みたいな、愛がほとばしるあまり見るからにバカになってしまっている人より、人の失態や醜態をねちねちとあげつらって批判ばかりしている人のほうが、もう立ち上がれないほどダメージを受けている人や死体を蹴るようなものですから、ある意味では勝ち馬に乗っているといえるのかもしれません。
でも個人的にはそういう人のことをかっこいいとか頭よさそうだと思ったことは一回もありません。むしろなんの大家を気取っているのか、自分自身はなにものでもないくせに海原雄山のような偉そうな態度でねちねちくどくどと他人の批判ばっかりしているような人を見ると、山岡じゃなくても頭の頭痛が痛くなってきてしまいます。
「こんな斜に構えた皮肉や批判が言えちゃう俺かっこいい」って奴
誰にも相手してもらえなくて寂しいのか、いちいちかまってほしそうに首を突っ込んできてはくどくどと人を批判するような口出しばかりしている人って生きてて楽しいんですかね?人にケチばっかつけて、それで似たもの同士の何人かに拍手されて持ち上げてもらえればそれで満足しちゃうんですかね?まあどうでもいいんですけど。
でもこいつ、きっとこんなふうに人のことをバカにして、自分のことはさぞかし賢いとでも勘違いしちゃってるんだろうなーとか、こんな斜に構えて世の中や他人に対して皮肉なことが言えちゃう俺ってなんてクールでかっこいいんだろうとか勘違いしちゃってるんだろうなーと思うと、あまりのダサさと頭の悪さにむしろ哀れみを覚えます。
でもまあまわりからはどんなに寒いとか痛いと思われていても、本人はそのことにも気づかずにひとりよがりな得意満面でいられるんだとしたら、もしかしたらそれはすごくしあわせなことなのかもしれないなーと思いました。まあ少しもうらやましくはないんですけど。
以上、好きなものを誉めるでもなく嫌いなタイプの批判でした。おしまい(海原雄山のことは大好きです)。