まつたけのブログ

世界の片隅で愛を避ける孤独なキノコの魂の叫びを聞け!…聞いてください(◞‸◟)猫とマンガとアニメと嵐をこよなく愛するまつたけによるまつたけのブログ

20年間無敗の伝説の雀鬼・桜井章一に学ぶ夫婦とは何か?

桜井章一さんの「勝つ人間の『見切る』技術」という本を読みました。

桜井章一さんと言えば麻雀の代打ち・裏プロとして20年間無敗の伝説を築いた雀鬼であり、その人間離れした麻雀の実力はもちろん、ものの考え方から感じ方に至るまでやはり常人離れしており、挙句の果ては身体の使い方をプロの格闘家に指導したりとちょっといろいろすごすぎてもはやなにがなんだかわけがわからない存在がギャグみたいな現人神であらせられます。

桜井章一会長のすごすぎてもはや怪しさしか感じないレベルの言動と思考の数々については以前にも20年間無敗の伝説の雀鬼・桜井章一の運が良くなる方法伝説の雀鬼・桜井章一に学ぶ運が良くなる方法②という記事を書いたことがあるので超人や生き神様の教えに興味のある方は参照してみてください。

桜井章一の勝つ人間の「見切る」技術の感想

今回読んだ「勝つ人間の『見切る』技術」という本も、基本的には出せば安定的に売れるしあの人は仕事を断らないという理由(多分)で出版社から重宝されて(便利に使われて)大量生産されている桜井章一会長の他の本とだいたい似たり寄ったりだったり同じエピソードの繰り返しだったりするわけですが、それでも桜井章一会長がまた本を出したとなればいちいちすべて読まずにはいられないのが信者という生き物なわけです。

僕は無宗教ですがヨザー会長と桜井会長のことは混迷の現代における救世主であると厚く信じています。そんなわけで今回も桜井章一会長のすごさ、偉大さを、ひとりでも多くの人に伝えたい、あまねく天下の人に押し付けたいと考え、及ばずながら桜井会長の「勝つ人間の『見切る』技術」の中から桜井会長の面白エピソードのいくつかを紹介させていただきたいと思います。

特に、その中でもあの雀鬼がつらすぎて泣いたとまで告白したおそるべき最強の敵についてのエピソードはなかなか衝撃を受け、また身につまされる人がたくさんいると思うのでぜひ紹介してみたいと思います。僕は面白すぎて過呼吸を起こすほど爆笑してしまいました

そもそも常人と話が噛み合うわけがない桜井章一の仕事観

桜井会長はもちろん雀鬼、麻雀の代打ち、裏プロとして知られているのであって、失礼ではありますがその履歴というのは到底まともな人間、カタギと呼べるようなものではなく、どちらかと言うと完全にヤクザ稼業だったわけです(そのせいか現在も見た目や話し方は完全に本職の方と見分けがつきません)。


負けない技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」

しかし、そういった裏稼業、社会のダークサイドというのはいつの時代も男も女も引きつけてやまない魅力があるようで、桜井章一会長の本もビジネス書的な体裁で売られることも多々ありますし、おそらく一番本の売上に貢献しているのはカタギのビジネスマンであろうと思われます。

桜井会長への尊敬を口にするのは超一流のスポーツ選手や天才の集まりである将棋界でも別格の天才とされるような超一流のプロ棋士だけでなく、一流とされる経営者の中にも数多くいます。

しかし、率直に僕の思っていることを申し上げますと、「でもお前らに桜井章一から学べることなんて一つもねえから」ということになってしまいます。いや、なんも悪いことじゃないんですけどね。ただそもそもの最初からカタギの人と雀鬼では住む世界、見てきた世界が違いすぎて、いくら桜井会長のすごいエピソードを聞かされても「へー!」とか「はー!」とか感嘆するばかりで実は自分の人生に活かせることってほとんどなかったりするんですよね。

まあほんとは桜井会長の本を読む方もそんなことは百も承知で、人間離れした人の現実離れしたエピソードを読んで心を天空に遊ばせ、ただ一時でもつらい現実から心を解放したい、一服の清涼剤がほしいということなんだと思いますが。

そんな桜井章一会長がストレートに仕事を語っている話です。有名な話ですが桜井会長はかつて麻雀の代打ち・裏プロをしながら、昼は9年間会社で働いていたことがあります。しかしサラリーマンではなかったそうです。なぜなら9年間働いて完全無給だったから。

それは人として心から尊敬する人がやっていた会社だった。この人のそばで何かできればいいなと思っていたときに、「うちでやってみるか?」と声をかけられたのだ。その会社の業務や仕事に関心があったわけでなく、あくまでその社長と一緒に働けるという喜びだけがそこにあった。そこで私は給料はもらわずに仕事に純粋に向き合おうと考えた

この一文を読んでなにも引っかからず、一切モヤモヤしないというサラリーマンの方はいるのでしょうか?「仕事に純粋に向き合う」ってなんだよ?給料のために働くことは純粋ではないのかよ?それは不純なことなのか?

しかし、桜井会長は無給だからといっていい加減な仕事はしなかった、むしろ他の社員の数倍の働きをしたとさらに続けます。

報酬という見返りのない形で仕事に向き合うことで自分なりの納得感を見出したかったとしか言いようがない。人には理解しがたいことかもしれないが、それが私の生き方なのだ

常人には理解しがたいことは理解してくれているようですが、「それが私の生き方なのだ」と言われてしまえば常人には「はー、そうですか」としか言いようがありません。

ふつうなら仕事を通して夢を実現しようとか、夢とまではいかなくても仕事のやり方や技術を学ぼうとするのだろうが、仕事に強い動機を持っていない私はそのようなものを求めることもなかったのである

「ふつうなら仕事を通して夢を実現しようとか、夢とまではいかなくても仕事のやり方や技術を学ぼうとする」しねーよ。そういう意識高い人も中にはいるだろうけど、普通はたいてい金のため、給料のため、暮らしていくためだろ。

そしてアンタが「そのようなものを求めることもなかった」のは単に本業(代打ち・裏プロ)でアホみたいに荒稼ぎしてただけだろ!普通の人はそんなもん(お給料)を必死になって求めないことには生きていけねえんだよ!食っていけねえんだよ!(悲痛な叫び)

・・・と、僕はいつも桜井会長の本を読むたびにそもそもの最初から僕のような常人と雀鬼の間に絶望的に横たわる断絶を思って暗い気持ちになってしまいます(むしろその絶望感が病みつきで読んでるとこある)。

人間はあきらめるからうまくいく

すいません、ちょっとネガティブな感じになっちゃいましたね。違うんです、もちろん基本的に桜井会長の本は素晴らしいんです。僕だってだからこそ毎度毎度同じ内容じゃねえか!とか常人には無理じゃねえか!とかぶつくさ言いながらも読んでいるわけです。ちょっとバランスをとる意味でも今回読んだ「勝つ人間の『見切る』技術」の中から素晴らしかったところを紹介してみますね。

桜井会長は人間はあきらめるからうまくいくのだと言います。あきらめるとは本来後ろ向き、ネガティブな意味合いの言葉ではなく、物事を明らめるという肯定的なことなのだというやつですね。

ではなにをあきらめるのか?雀鬼にして現代の現人神、桜井章一は次のように言います。求めることをあきらめよ。自分への執着をあきらめよ。満たすことをあきらめよ。安心をあきらめよ。人への期待をあきらめよ

・・・本当にこれらの言葉はあの見た目どう見てもヤクザのおっさんから出たものなのでしょうか?まるでダンマパダやスッタニパータといった釈迦自身の言葉に近いとされる原始仏教経典を読んでいるような錯覚にすら襲われます

中でも僕がひときわ感動したのは、報われない思いをあきらめよということです。報われない思いというとやはり男女関係であるとか色恋がからむと非常にめんどくさそうですが(それこそ最近話題になりがちなストーカー殺人やリベンジポルノなど)、怨みもまた報われない思いなのだと桜井章一会長は指摘します。

恨みを抱き続ける「お化け」になるな。自分を責めず、相手を責めず、上手にあきらめられる人間になれ

では自分も他人も恨まないように生きていくにはどうすればいいのか。それは何よりも「あきらめ」がよくなることだと思う。あきらめきれないから、恨みがましくなったり、ひねくれたり、卑しくなるのである。そんなものをたくさん抱えているから、生きたお化けになってしまうのだ

かーっこいい!!!( ♥ᴗ♥人)(ミーハー)いわゆる幽霊やお化けなんてものは人間が頭の中でつくりだした幻覚でしかないと切って捨てる桜井会長ですが、生きている人の捨てきれない恨みつらみという狂気こそがおそろしいお化けであるというのです。

そしてそんな生き方は相手のことも多少は苦しめるかもしれませんが、結局最後に一番苦しい思いをすることになるのは自分自身なのです(自業自得ですが)。そうならないためにも、それが愛した人への未練だったり執着であろうと、独占欲だろうと、あるいは怨敵への積年の恨みであろうと、すべてあきらめよ、捨てよと桜井章一会長は教えます。

僕などはもう今すぐ出家して雀鬼会に有り金(ないけど)をお布施したくなるほど素敵な教えだと思いました。捨てること、あきらめること、心がけていきたいですね。

20年間無敗の伝説の雀鬼・桜井章一がつらすぎて涙した相手とは?

しかし、かろうじて僕が雀鬼会への出家を思いとどまることができたのは、この記事のタイトルでもある「20年間無敗の伝説の雀鬼・桜井章一に学ぶ夫婦とは何か?」についての桜井会長の赤裸々な告白を読んだら情けなさすぎて爆笑することしかできなかったからです。

これまでさんざん「求めることをあきらめよ。自分への執着をあきらめよ。満たすことをあきらめよ。安心をあきらめよ。人への期待をあきらめよ。報われない思いをあきらめよ」とお釈迦様もびっくりの尊い説法を聞かせてくれた桜井会長ですが、なぜか唐突に「できた女房をあきらめる」という項目が挟まれていて切実すぎて泣けますwwwwwwwww

明らかにこの項目だけ他からは浮きまくっているのですが、読めば納得、桜井会長は自分の苦しみをわかってほしくてどこかで書かずにはいられなかったのだろうなということが伝わってきて、思わず同情を禁じ得ない涙涙の物語なのであります。

桜井会長はとあるインタビューで「桜井さんはどんな困難にあっても絶対にあきらめない人というイメージがありますが、これまでの人生であきらめたことってあるんですか」と聞かれたそうです。たしかに一切合切あきらめたということは今までなかったという桜井会長ですが、そんな桜井会長もたった一つだけあきらめていることがあるそうです。

半ばご愛嬌で読んでいただきたいのだが、それはうちの嫁さんである。嫁さんは半端でないくらい常識を超えた行動をする人である。私がどこまで許すか試されているようなところもあるのだが、そのために家の中はたびたび暴風雨に見舞われる

うちの嫁さんwwwwwwwwwwwwww面白すぎてクソ笑うwwwwwwwwwwwwwしかも半端でないくらい常識を超えた行動をする人ってwwwwwwwwwwwwアンタで十分以上に常識はずれの超規格外の超人なのに、その桜井会長に「半端でないくらい常識を超えた行動をする人」とか言われちゃう桜井会長の奥さんは何者なんだよwwwwwwwwwwwww

何者にも縛られないアンチェインことビスケット・オリバも、オーガこと範馬勇次郎の前には怪力自慢も歯が立たないみたいな超高レベルの戦いが、まさかの夫婦とかいうクソ庶民レベルで繰り広げられてて面白すぎるwwwwwwwwwwwww

f:id:denpanohikari:20140305173859j:plain

さんざん生きるか死ぬか、切った張ったの修羅場をくぐり抜けてきた男の最強の敵が奥さんってなんだよwwwwwwwwwwwwwwお腹痛いwwwwwwwwwwwwww

家内と結婚する前はこれでもけっこうモテていて、30人ほどのガールフレンドがいた。その中で一緒になるともっとも面倒というか、困難がふりかかってきそうだったのが家内だった

なんでよりにもよってわざわざそんな女を女房に選んでんだよwwwwwwwwwwwww雀鬼とか言ってただの修羅場好きのドMじゃねえかwwwwwwwwwwwwwww

結婚式で私は泣いた。それは感動したからではない。「ああ、これからがほんと大変だ」と思ったのだ。「俺の根性をもってすれば1年は持つか‥‥‥」、泣きながらそんなこともふと考えた。

泣いてんじゃねえよwwwwwwwwwwwwwwww雀鬼の目にも涙、ってやかましいわwwwwwwwwwwww自分で選んだ相手と結婚して結婚式に我が身を哀れんで泣くアホがいるかよwwwwwwwwwwwwwwww桜井章一面白すぎだろwwwwwwwwwwwww

家庭というのは男にとって安らぎを与えてくれる港のようなものなのに、港に入る前に海賊がいる。私にとって家内はそんな存在感を放っていた

だめだ苦しいwwwwwwwwwwwwwwww呼吸ができないwwwwwwwwwwwwwwwだからなんでそんな存在感を放っちゃってる海賊みたいな女と結婚したんだっつーのwwwwwwwwwwwwwwwwwマジで苦しいwwwwwwwwwwwwwww

雀鬼とか言ってぜんぜん見切れてねえじゃねえかwwwwwwwwwwwwまずは自分が奥さんを見切ってから本出せよwwwwwwwwwwwwwwww

桜井章一の奥さんとの関係に新しい夫婦のあり方の可能性を見た

もう今こうして本を読み返してツッコみながらも面白すぎて笑いすぎによる過呼吸を起こしてしまい手がしびれてタイピングもおぼつかない有り様なわけですが、ここから先の展開がまたいろんな意味で実に心憎い。

ところが、結婚して間もなく本当の港ができた。子どもがすぐ生まれたのだ。その後も子どもに恵まれ、私たちは4人の子どもの親になった。彼らがいたから、障害物競争のような結婚生活も続けることができたともいえる。

障害物競争wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww一瞬いい話になったのかと思ったけど、結局奥さんは障害物なんじゃねえかwwwwwwwwwwwwwwwwww

しかも子どもがすぐ生まれたとかその後も子どもに恵まれたとか天からの授かりものみたいな言い方してるけど、要するにアンタだってそれだけのやることはちゃんとやってたってことだろwwwwwwwwwwwwwwww男っていうのはかっこつけててもほんとにしょうもねえ生き物だなwwwwwwwwwwwwwwwwww

この先少し長くなってしまうんだけど、あまりにも爆笑と感動の素晴らしい文章なのでがんばってそのまま引用してみますね。

では、家内ではなく29人のできた女性たちの誰かと仮に私が一緒になっていたら、どうだったのだろう。平和で静かな暮らしができたかもしれないが、どこかできっと「つまらないな」と感じていたと思う。そういう意味ではいまの家内でよかったと思うのだ。

ふつうの人なら行かない道を選ぶとなると、やらなければならない面倒なことがたくさん次から次へと出てくる。それはたしかにしんどい。

知り合いのとんでもない金額の借金の保証人に相談もなくなってしまう。勝手に銀行の通帳を持ち出して高級な車を買ってしまう。あるいは、子どもの学費だとか結婚の費用にと貯めていた貯金を平気で自分のために崩してしまう。家内はそんな女性なのだ。

だが、「やれやれ」ということが毎日のようにある反面、家内は私にとっては生き甲斐を感じさせてくれる存在でもある。そもそも「ダメ」という大きなマイナスから始まっている結婚なのだから、何か一つでもいいように変わればOKなのだ。

恥ずかしながら最後の方はさっきまで爆笑していたのに感動してぼろぼろ泣いてしまいました。

桜井さんは「俺がこの子を引き受けなきゃこの子はもっとダメになる」という生来の責任感みたいなものから奥さんと結婚したと言っていますが、あるいはたしかにそうだったのかもしれません。人様の奥さんに失礼ですけど、たしかにお金の使い方とか考え方とか、単なるくだらない夫婦間の愚痴の域を超えているものがあります。

ここに来て「半端でないくらい常識を超えた行動をする人」という桜井会長の言葉がマジでシャレにならないくらい重すぎて若干引いてしまったほどです。っていうかむしろこんな人を奥さんに「引き受けた」桜井会長はやっぱりすごい。そして1年と言わず今に至るまでずっと続いていることが本当にすごい。

でも同時に、この奥さんにとって結婚相手として成立するのは桜井会長しかいなかったように、桜井会長にとっても実は他の29人の誰かじゃダメで、この奥さんだったからこそ結婚生活や家庭が成り立っているのではないかという気もすごくしました。

だってこれを読むとついうっかり奥さんの生まれながらの超サイヤ人であるブロリーのようなあまりの桁外れの戦闘力に忘れてしまいそうになりますけど、そもそもが桜井会長からして常人とはまったく別の超規格外の生き物なわけですよ。よくできた奥さんと平穏無事な結婚生活なんて送れる柄じゃないと思うんですよね。

どうしても夫婦間って一番共依存的な関係になってしまいがちな関係だとは思うんですけど、僕はそれは必ずしも悪いことだとは思っていません。足の引っ張り合いみたいになって二人してどんどん落ちぶれていくような関係は悲しいですけど、結果的にお互いがお互いを活かし合う関係だってあると思うんですよね。

桜井会長と奥さんはまさにそういう関係なのかな、桜井会長くらいの男になると、これくらいやりごたえのある女性じゃないと逆に難しいのかもなーとか思うのです。そうであるならその夫婦のあり方に他人ごときが口を出せることってなにもないし、僕はむしろ話を聞いていて素敵だなーって憧れのような気持ちさえ感じてしまいました。

人間は一生未完成。夫婦だって一生未完成でいいのかもしれない

そしてこの感動の文章を締めるべく、いよいよ桜井会長のお話も大団円を迎えます。

そうやって一つひとつダメだったことがいいほうへ変わっていけば‥‥‥。そう期待したいところだが、現実はそう甘くない

「焼け石に水」という言葉があるが、まさに家内は焼け石に水。水をかけてもかけてもすぐ蒸発してしまう。そしてしらっと元の状態になってしまう。

ダメなんじゃねえかwwwwwwwwwwwwwwwww焼け石に水wwwwwwwwwwwww奥さんへの絶望深すぎだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

かといって、完全にあきらめているわけではない。あきらめながらもあきらめない。いつかよくなるから続けるのではなくて、最後までダメだろうけどそれを続ける。そこにはしんどさもあるが喜びもある。そんな感覚で今日も家内と向き合っている

もう完全に「最後までダメ」って言っちゃってるじゃねえかwwwwwwwwwwwwwwwwwしかも結局あきらめてるのかあきらめてないのか、あきらめたほうがいいのかあきらめないほうがいいのかよくわかんない話になってるじゃねえかwwwwwwwwwwwwwww

それでもあきらめきれない、捨てられない、そんな雀鬼の人間味のようなものも垣間見えてしまったりしつつ、僕はやっぱり桜井会長はすごい人だし、尊敬に値する人だし、なによりこういう人ってダサくてかっこよくて好きだなあって思いました。

同じように「捨てよ。あきらめよ」ということを説いたお釈迦様は王族の地位を捨て、妻を捨て、生まれたばかりのわが子に「障り(障害物)」という名前をつけさえして出家したといいます。

それに対して桜井会長は「悟りを捨てよ」といいます。悟ったりしたら人間はおしまいだ。人間は一生未完のままでいいのだと。

これまで桜井会長のありがたい説法を聴きながらも、どこか「そもそもそんなアンタみたいなすさまじい真似は常人には真似したくてもできねえんだよ!」という思いがあってなかなか素直に聞けずにいたのですが、今回奥さんの話を通して桜井会長ご自身のあまりにも人間としての未完成ぶり、不完全ぶりを知ることができ、逆にものすごく素直に言葉が染みこんでくるようになりました

悟らない。奥さんと結婚してつらくて泣く。結婚してからも毎日が嵐の連続wwwwwwwwwwだめだ、おかしすぎるwwwwwwwwwwwwwwそんな神様でも仏様でも、下手したらもはや鬼ですらない雀鬼・桜井章一会長のことを、これからも一生リスペクトしていきたいと思います。僕からは以上です。おしまい。


桜井章一 勝つ人間の「見切る」技術