誰か助けて
誰か助けて
つらい苦しいもう嫌だ
生きるために身も心もすり減らして毎日心を殺してる
こんなのっておかしい
生きる意味も目的もわからない
なんのために生きているのかわからない
なんのためにこんな苦しみに耐えているの？
好きな人に抱きついて眠りたい
でもそんな人がどこにいるのかもわからない
僕は際限なく愛をむさぼる
だから最後には愛してくれた人もぼろぼろになって死んでしまう
僕は好きな人を殺してしまいたくなんてない
だから誰のことも好きになんてならない
もう嫌だ
生きてるのなんてもう嫌だ
苦しいだけ悲しいだけ寂しいだけつらいだけ虚しいだけ切ないだけ傷つくだけ苦しいだけ
もう嫌だ
生きてるのなんてもう嫌だ
だけど死ぬのもこわい、死ぬのはこわい
こわいのは嫌だ痛いのも嫌だ苦しいのも嫌だ悲しいのも嫌だ寂しいのも嫌だ悔しさに顔を歪めて死んでいくなんて嫌だ
そもそも死ぬって何？どういうことなの？
無になるの？消えるの？それとも僕は地獄に落ちるの？それともまたこの世に生まれ変わるの？
生まれ変わりとか人生のやり直しとか、そんなのって地獄と変わらない
もう嫌なの
なにもかも全部嫌なの
消えたいの、消えてなくなりたいの
最初から自分なんて存在しなかったみたいにきれいに世界から消滅したいの
そのことを嘆く自分や悲しむ自分も残らないくらい、完全にこの世から消えてなくなりたい
消え去りたい
無になりたい
もう嫌だ誰か助けて
誰か抱っこして頭をなでてくれ・・・やっぱ今のは嘘
抱っこさせてくれおとなしく頭をなでさせてくれ
神様、黙っておとなしく抱きしめさせてくれろ！
もう嫌だ眠れないのはもう嫌なの
こわいの寂しいの悲しいの不安なの苦しいの虚しいのなにがどうなっても満たされないの
そんな毎日はもう嫌なのもう疲れたの疲れちゃったの疲れ果てたの
ひとりぼっちは寂しくて嫌なの
でも誰かと一緒にいるのも苦しくなっちゃうから嫌なの
傷ついたり傷つけたり裏切ったり裏切られたりさよならしたりもう嫌なの
それなら最初から誰とも関わったりしたくないの
生きるのも嫌なの死ぬのも嫌なの
ひとりぼっちは嫌なの人と関わるのも嫌なの
もうどうしようもないの
どこにも僕の居場所はないの
誰か助けてもう嫌だ神様助けて僕を助けてもう嫌だもう嫌なの、なにもかも全部
愛されたい愛したい愛し合いたい
愛されたくて気が狂いそうになる
じゃなきゃもしかしたらもう狂ってるのかな
愛ってどこにあるの？どこに行けば見つかるの？誰が持ってるの？誰がくれるの？
君の胸を切り開いて心臓をつかみ出しても見つからないの
君は「どうして？」って顔して僕を見つめてそのうち永遠に静かなお人形になる
でも僕はお人形はいらない、あったかいぬいぐるみがほしいだけ
ぬいぐるみになってくれないならいらない
愛してくれるならきっと黙ってぬいぐるみになってくれる
でも際限なく愛をむさぼっても受け入れて愛し続けてくれる人なんているのかな？
もしいるとしたら人間じゃない、神様しかいない
もし神様がほんとうにいるなら、神様は無限の愛なのだとしたら、神様だけは僕が死ぬまで僕のことを愛してくれるかもしれない
そしたら僕も神様のことを愛せるかもしれない
愛してくれたら、抱きしめてくれたら、全部受け入れてくれたら、きっと苦しいのも寂しいのも不安なのもこわいのも全部溶けてなくなる
自分ごと溶けてなくなりたい
甘く溶かして殺してほしい
眠るみたいに、やさしく消えてなくなりたい
神様神様神様神様、お願い、どうか、僕を殺して
僕を、愛して
